愛人を殺害したうえ、男性器を切断して懐に入れ数日間逃亡したという女、阿部定の狂気にも似た愛と肉欲の生活を描く。性交場面や性器がノーカットで映っている箇所は公開当時、日本では当然修整が加えられたが、ワイセツとして裁判事件にまで発展した問題作。海外では芸術作品として絶賛を浴び、国際的映画作家“オーシマ”の名を世界に轟かせた。
原題:L'EMPIRE DES SENS
製作年・国:'76・日=仏
監督・脚本:大島渚
出演:藤竜也、松田暎子、中島葵、芹明香、阿部真理子、他
愛のコリーダ 完全ノーカット版
ポニーキャニオン
価格:¥3,990(tax in)
大島渚
'32年、京都府出身。'54年、松竹大船撮影所に助監督として入社。監督昇進後は“松竹ヌーヴェル・ヴァーグ”のひとりと評され活躍するも、'60年『日本の夜と霧』の上映打ち切り問題をきっかけに退社。'78年『愛の亡霊』でカンヌ映画祭監督賞を受賞。'99年には13年ぶりにメガホンを取り『御法度』を製作し、ブルーリボン賞作品賞、監督賞を受賞した。